今日から厚木市議会第1回会議(2月定例会議)が始まりました。
冒頭、小林市長の4期目就任の挨拶があり、その後施政方針が示されました。
挨拶の中で、「選挙が終わればノーサイド」とのお言葉がありました。
もちろんです。
これからも市民の代表として政策提言して参りますので、是非、ノーサイドで受けとめて頂ければと思います。
さて、立ち上げ当初からお世話になっているみらい文化川本自治会の餅つき大会が過日あり、ご挨拶の中で防災の話に触れました。
すると、「今の話を広報に載せたい」とのお言葉を頂き、まとめて寄稿させて頂きました。
先日、その広報誌が手元に届きました。
防災の話を載せて頂けることは、大変ありがたいことです。
その文章を、転載します。
〈震度7〉
1949年の『気象庁震度階』改訂より導入された『震度7』は、1995年の阪神・淡路大震災で初めて適用されました。
その後『震度7』を記録した地震は、2004年の『新潟県中越地震』、2011年の『東日本大震災』、2016年の『熊本地震』、2018年の『北海道胆振東部地震』です。
その頻度は、9年、7年、5年、2年と間隔が短くなっており、常に備えが必要なことを改めて考えさせられます。
〈受援計画〉
災害が起こると、全国から支援物資が届き、ボランティアの方々が支援に来てくださいます。
厚木市では、災害時の支援物資や人手を受け入れる『受援計画』がまだできていません。
昨年末の議会でこの事を取り上げ、今後『受援計画』を作り、『受援担当』を置くことが決定しました。
この計画が進むと、必要な所に必要な物資や人手が行き届くことになります。
各自治会が意見を取りまとめ、その情報を受援担当に伝えることを今から想定し備えることで、貴重な物資や人手が有効に行き渡るようになります。
せっかくの支援が無駄にならない仕組み作りの鍵は、日頃から横の連携を強固にし、信頼関係を築く自治会活動にあると言っても過言ではないと思います。
〈防犯対策〉
災害時に、善意の支援よりいち早く市内に入るのは、窃盗団です。
避難するためドアを開けることは多くの方が知っていることですが、そのドアが閉まらなくなる可能性があることも事前に知っておく必要があります。
特に、マンションの上層階は、この可能性が高くなります。
この事を熟知している窃盗団に狙われる前に、ドア枠が歪んでも開閉できる防災ドアの設置を検討してはいかがでしょうか。『アケルくん』『デレマース』等、防災ドアの設置をお奨めします。
また、犯罪者は窃盗団だけではありません。
被災地では、性的被害が多発します。
女性や女児は、昼夜を問わず、一人きりにならないように配慮しなければなりません。
これからも、防災士として防災意識の向上と防災対策の充実に取り組んで参ります。
